※2023/1/15 修正:property technologies の評価値計算に用いていた発行株数について参照していた情報元のデータが株式3分割前のものになっていたことが分かったため評価値を修正のうえ、ランキングを見直しました。
私は個人的に注目している個別銘柄株の買い時について独自の計算方法による評価値を用いて購入する企業の選別を行っています。2023年1月時点での評価ランキングと個人的に注目している各銘柄について記載します。
私は2022年2月より日本個別株をメインに中長期視点でのファンダメンタル分析による投資を行っています。本blogではその投資手法、企業分析、投資結果について記載しています。目標リターンは年率20%で、過去の投資成績は2022年 +10.4%。
※本記事は特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。
個別株銘柄 買い評価ランキング
個人的に注目している日本個別銘柄を 経営者評価 × (現株価/将来予想株価) で評価してランキング形式で表示しています。評価値が高い銘柄ほど経営者が優秀で将来の成長が見込め、かつ現状の株価が割安だと評価していることになります。私自身が購入検討候補として考えている評価値200以上の企業を記載しています。将来予想株価は約3年~5年後を想定。
順位 |
銘柄コード |
企業 |
評価値 |
現株価 |
将来予想株価 |
先月からの推移 |
1 |
3464 |
プロパティエージェント |
582 |
1148 |
6000 |
→ |
2 |
6740 |
ジャパンディスプレイ |
500 |
38 |
154 |
↑(3) |
3 |
4255 |
THECOO |
464 |
999 |
4794 |
→ |
4 |
4004 |
レゾナックHD |
446 |
2020 |
7147 |
→ |
5 |
2981 |
ランディックス |
387 |
2315 |
10710 |
↓(3) |
6 |
6580 |
ライトアップ |
357 |
940 |
3008 |
↑(1) |
7 |
7793 |
イメージマジック |
341 |
725 |
2890 |
→ |
8 |
4177 |
i-Plug |
336 |
1247 |
4325 |
↑(1) |
9 |
6862 |
ミナトホールディングス |
328 |
413 |
1595 |
→ |
10 |
3970 |
イノベーション |
294 |
1747 |
6101 |
→ |
11 |
2934 |
ジェイフロンティア |
263 |
2794 |
7650 |
→ |
12 |
3267 |
フィルカンパニー |
263 |
925 |
2484 |
→ |
13 |
3498 |
霞ヶ関キャピタル |
260 |
4480 |
9258 |
→ |
14 |
5527 |
property technologies |
258 |
2867 |
8576 |
New |
15 |
7047 |
ポート |
245 |
1065 |
2108 |
↓(1) |
16 |
7353 |
KIYOラーニング |
226 |
596 |
1228 |
→ |
17 |
7049 |
識学 |
221 |
584 |
1321 |
→ |
18 |
4167 |
ココペリ |
212 |
606 |
1315 |
↑(2) |
19 |
6629 |
テクノホライゾン |
208 |
476 |
3799 |
↓(1) |
20 |
7351 |
グッドパッチ |
203 |
562 |
1324 |
↑ |
今月の注目銘柄
property technologies
12月13日にIPOで上場したばかりの銘柄。公募価格2950円、初値3980円で上場後4000円台で順調に推移していましたが、日銀の実質金利上昇の発表を受けて3000円を割る水準まで下がりました。不動産業で中古マンションのリノベーション、新築住宅の販売を行なっている企業で、AIによる価格査定による業務効率化を推進し、そのプラットフォームをSaasで提供する等、DX化に強みがある企業のようです。今後はBtoCで個人向けの中古マンションの買取り、販売を拡大し成長を見込んでいます。
現状今期の通期業績見通しに対してPERが7倍程度と割安な水準で評価値は14位に入りました。通期決算発表を今月中旬に予定しており、今月株価が大きく変動する可能性があります。私は12月後半に3000円を割った段階で少し買いをいれて一旦様子見です。評価値が高いので少し厚めに保有したいところなのですが、決算前に買い増すか、決算後まで様子を見るかIPO企業は変動が激しいので悩ましいところ。
レゾナックHD
2022年まで企業名は昭和電工でしたが、昭和電工株式会社、昭和電工マテリアルズ株式会社が統合され、2023年1月1日から新会社レゾナックHDに変わりました。新社名の「RESONAC」は、英語の「RESONATE:共鳴する・響き渡る」と、CHEMISTRYの「C」を組み合せた造語とのことです。昨年より新体制となり社長も変わり、今後の成長戦略も明確に立てられ個人的に今後の成長に注目している企業です。