今月の投資結果
2022年の12月末までのトータルリターンは+10.4%となりました。先月末比で-17.0%と今月は大きく下落。金融政策決定会合で長期金利の変動許容幅を0.5%に拡大する方針が発表され、事実上の利上げということで株価は大きく暴落しました。特に不動産業業界、マザーズ指数の下落幅が大きく、保有株への影響も大でした。
今月の売買銘柄
売:無し
買:Property technologies
年内は様子見の予定だったのですが、今月のIPO銘柄で個人的に注目していた銘柄が今月の実質金利上昇の影響を受けて株価を大幅に下げて割安感が高まったことと、冬のボーナスで資金に余力ができたこともあり、購入しました。
今月の相場の動き
金融政策決定会合で長期金利の変動許容幅を0.25%から0.5%に拡大する方針を発表しました。年末のサプライズで日本株は大暴落。安くなってきたので、個人的には年始から買いを検討していきたい局面です。今までつみたてNISAを運用していたのですが、今年から始めた個別株投資の方がリターンが見込める感触を得られたので来年からはNISA口座に切り替えました。NISA枠を使って仕込みを検討したいと思います。
今月の所有銘柄の動き
(3498)霞ヶ関キャピタル
11月5500円程度まで上がった株価は金利上昇の発表を受けて4000円程度まで一気に下げました。大幅下げからじわじわ巻き返して今月は4480円となりました。保有率が大きいため、今月のリターンの減少の主要因となりました。さらに下げてくるようであれば、逆に買い増しを検討したいところでしたが、またじわじわと上昇してきており引き続きホールドです。
(7793)イメージマジック
12月の第二四半期決算発表で、通期業績の下方修正もあり、大幅下落。インフレによる影響を大きく受けているようです。個人的にはまだまだ今後成長する企業と見ているので、安くなった局面では買い増しを検討していきます。
(4255)THECOO
こちらも先月の決算発表で通期業績の下方修正があり、株価は大幅に下落しました。黒字化は先延ばし、中期の目標値も見直しになるようです。私はグロース企業については売り上げトップラインの成長を重視して見ているので、引き続き今後の成長に期待しつつ現株価は安くなったので買い増しを検討したいと思います。
(5527)property technologies
こちらは12/13日にIPOした新規上場銘柄です。不動産業を手掛け、AIを使った不動産査定プラットフォームのSaasや、中古物件のリノベーションなどを行なっております。DXを取り入れて業務を高効率で進め、今後はBtoCのプラットフォーム展開を見据えており今後の成長が期待できる企業だと思いました。
上場直後4000円台となっていたのですが、こちらも金利上昇の発表をうけて株価は一気に3000円を割る水準まで下落。PERは2倍と割安と判断して買いを入れました。来年1月に通期決算発表で大きく上昇する可能性もあるため、早めの仕込みです。
来年頭からCMをうつ予定としているようで、これが来期の通期業績見込みにどう見込まれるかが気になるところ。CMは今後の成長に向けてはプラス材料と考えますが、来期の業績には広告・宣伝費が大幅に上がり、利益を圧迫するため一時的に株価を下げる要因にもなり得ますので。買い増しする場合に決算前か後にするか悩ましいところです。