2023年になりました。昨年2月から始めた株式投資活動について振り返りと今年の投資方針についてまとめておきたいと思います。
2022年の振り返り
投資環境
まず今年はロシアによるウクライナ侵攻が始まり、深刻なインフレが広がり、それに伴ってアメリカのFRBが急激な利上げを進めるなどの影響でアメリカを始め、日本でも株価は低迷する1年となりました。日経平均は2022年始め29000円程度から年末26000円程度と10%程度の下落となっています。全体的に株式投資のリターンを取りにくい一年だったと言えると思います。
投資成績
2022年のリターンは+10.4%となりました。
よかった点
- 全体的に株価が低迷している中、+10.4%のプラスで着地できた
- 株価がどのように決まるのかが大枠理解できた
- 自分なりの株価、企業の評価方法、投資方法を確立することができた
今年は始めたばかりだったので、最初はどの株を買えばいいのか判断が難しかったのですが、本を読んだり実際に色々株を買って、決算説明を聞いたり値動きを追っていくことで理解が深まりました。今年も株価が低迷している中でまずまずの結果だったのではないかと思います。しかし、反省するべき点もありました。
悪かった点
- IPO直後の株をいくつか買ったが、大きく下落してしまったものがあった
IPO直後の株は市場の評価が固まっていないため、決算の内容次第で、特に下落方向には大きく振れやすい印象でした。長期視点ではいい銘柄だなと個人的に感じていても、市場は長くても1年先までの予測で動いているように感じるので、今後はそのギャップを考慮して特にIPO直後の銘柄は買い判断の評価値をより厳しい水準で判定するべきだと思いました。
2023年の方針
2022年は個別株投資は初心者ということもあり、自分の予測と結果が合致するかのサンプルを多く集めたかったことと、リスクを抑えるためになるべく広く浅く分散投資をする方針で投資しました。2022年でサンプルも増え、株価の動きの理解も深まってきたので、2023年はもう少しパフォーマンス向上を狙って、投資する銘柄数を減らして昨年より集中的に投資をしたいと思います。
具体的にはこれまで買い評価の評価値200以上を目安に銘柄選定して購入してきましたが、今年は少なくとも300以上を目安とし、特にIPOから1年未満の銘柄については400程度を目安に購入判断をしていきたいと思います。
2023年は昨年から引き続き年間リターン+20%を目標としたいと思います。+20%の理由としてS&P500の年平均リターンがおよそ+10%なので、個別に選定する手間を考えるとそこからさらにリターンを大きくすることができないと個別株投資の旨味がありません。そういう意味では昨年S&P500は-19%程度のリターンに対して+10%で着地できたので、投資する意味があったと感じています。