企業分析【3498】霞ヶ関キャピタル

私は個人的に注目している個別銘柄株の買い時について指標化して数値化した評価値を用いて購入する企業の選別を行っています。

本記事では私が注目している企業の経営者評価などの分析内容を備忘録として記録しています。

私は2児の父で兼業で株式投資を行っています。家族の生活や人生の選択肢がお金で制限されることを極力減らすため、2人目の子供が生まれて育児休業を取得してからお金の勉強を始めました。2022年2月より日本個別株を中心に中長期視点でのファンダメンタル分析による投資を行っています。本blogではその投資手法、企業分析、投資結果等について記載しています。

目標リターンは年率20%で、2022年9月末時点での投資成績は+1.0%。

※本記事は特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

経営者評価:SS

経営者の評価は最高評価のSSです。

リーダーシップ

決算説明会動画で取締役社長の話を聞くと、とても丁寧で説明が分かりやすく、落ち着いたスピーチから自信に満ちている様子がうかがえます。中期経営計画を見ると目標はとても高いものですが、やり遂げる強い意志、熱意を言葉から感じることができます。また、うち社員は最強なんです、と語るなど社員を強く信頼している言葉からは、逆に社員からは強く信頼されているだろうと感じます。私もこの企業で仕事をしてみたいと思うほどとても魅力あふれる社長で強いリーダーシップを感じました。

経営理念

経営理念:その課題を、価値へ。 行動指針:速く。手堅く。力強く。

Business Fields:成長性のある事業分野 × 社会的意義のある事業

会社の存在意義は社会のあらゆる課題解決にあると思います。この理念に沿って社員全員が行動を起こすことで、新しい価値が生まれていくだろうと感じます。またBusiness Fieldも成長性がある分野に着目している点が良いと思います。

先見性

中期経営計画では5年後の明確な目標を掲げています。また、10年以上先の日本の課題を見据えて、その課題解決に向けた事業に着手を始めるなど先々を見据えた事業、経営がなされていることがうかがえます。

戦略性

高い中期経営計画の目標を掲げていますが、目標達成に向けてKC2.0という新しい収益モデルを構築して進めています。今まで機会損失していた開発利益を得ることで大きな収益を得られるようになる見込みのようです。

また、コロナによる需要の高まりから物流施設を始めたり、直近ではヘルスケア分野やファンド組成を始めるなど成長のための新しい事業展開にも積極的に取り組んでいるようです。

KPI

中期経営計画で5年後までの営業利益と当期純利益の目標を数値で明確に掲げています。2026年8月期の純利益目標値は2021年8月期実績の10倍以上と非常に高いです。純利益は株価に直結する指標ですので、これが本当に達成されるのであれば株価は5年で10倍くらいになると推測できます。またこの目標達成に必要な指標としてAUMの積み上げを示しており、決算報告などで進捗状況を確認できる点がとても分かりやすく良い点だと思いました。

中期経営計画 営業利益 当期純利益
2022/8期 18.5億 10億
2023/8期 25億 15億
2024/8期 35億 20億
2026/8期 200億 100億 

 

その他重視項目

商品・サービスの魅力

後日Update予定

競争優位性

後日Update予定

市場の成長

後日Update予定

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